コンサート

佐藤俊介&萩原麻未@「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2015」

佐藤俊介(ヴァイオリン)と萩原麻未(ピアノ)を標記音楽祭で聴いた。共演した訳ではなく、別個の公演。前者はバッハの『ヴァイオリン協奏曲第2番』と『2つのヴァイオリンのための協奏曲』、後者はラヴェルの『高貴で感傷的なワルツ』『ラ・ヴァルス』と…

柳本雅寛@「佐藤俊介の現在」

標記公演を見て、聴いた(2月14日 彩の国さいたま劇術劇場音楽ホール)。バロック、モダン両方のヴァイオリニスト佐藤俊介のソロに、ダンサー柳本雅寛が絡み、田村吾郎が演出するコンサート。演目はビーバーのパッサカリアに始まり、バルツァー、プロコフィ…

ライマンの創作と『リア』・村松稔之

日生劇場が11月8、9、10日とアリベルト・ライマンの『リア』を上演するのに先駆けて、ドイツ文化会館がライマン自身の公開インタヴューを行なった(11月4日 同ホール)。聞き手は昨年の日生劇場ドラマトゥルクである長木誠司氏。前半にライマンの作曲家への…

『無限大∞パイプオルガンの宇宙―バッハから現代を超えて』

標記公演を見た(4月12日 東京芸術劇場コンサートホール)。 改修後はじめてのコンサートホール。大エスカレーターが壁際に寄せられ(以前は両脇から下が見えて、怖かった)、絨毯の模様が、青い銀杏から赤バラの線画に変わった。椅子もクッションが分厚くゴ…

練馬圓明院『花まつり』音楽と舞の奉納

家から歩いて20分の所にある圓明院の釈尊降誕会『花まつり』に参加した(4月7日)。 圓明院は真言宗、1501年に開かれ、御本尊は不動明王(室町時代作)。上板橋の駅から商店街を抜け、川越街道を渡ると、急に田舎の感じに。農家の構造が残った家もある。田舎…

バッハ・コレギウム・ジャパン『ヨハネ受難曲』

バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の『ヨハネ受難曲』を聴く(3月29日金曜日 東京オペラシティコンサートホール)。 チケットを前日に取ったので、舞台の真横(3階)から聴くことになった。そのため鈴木雅明指揮は全く見えず、息子の鈴木優人チェンバロ…