2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

WWFes2013 神村恵・宮河愛一郎・村松稔之@田村友一郎

WWFesプログラム、田村友一郎の即興ストラクチャー公演《D.H.L》を見た(10月20日 森下スタジオB)。ダンサーは神村恵、宮河愛一郎、石和田尚子、柴一平、根岸由季、山井絵里奈。田村友一郎は、昨年の WWFes でキュレイションをめぐるラウンドテーブルに参加…

WWFes2013 山崎広太×伊佐千明×外山明@生西康典

半年ぶりに山崎の踊りを見た(10月17日 森下スタジオB)。山崎、西村未奈、印牧雅子が運営する Body Arts Laboratory が、年に一回主催する Whenever Wherever Festival の一プログラム。WWFes は創作プロセスを重視し、そのことでダンサーのネットワーク(…

小林紀子バレエ・シアター『マノン』2013

標記公演評をアップする。 小林紀子バレエ・シアターが二年ぶりに『マノン』を再演した。昨年の『アナスタシア』を挟んで、3年連続マクミランの大作を上演したことになる。 『マノン』は振付家のムーヴメントに対する意識が最も研ぎ澄まされた最高傑作であ…

スターダンサーズ・バレエ団「20世紀のマスターワークス」

標記公演評をアップする。 スターダンサーズ・バレエ団が「20世紀のマスターワークス」を上演した。創作物と並ぶ活動の柱の一つである。プログラムはバランシンの『スコッチ・シンフォニー』、『フォー・テンペラメント』、ロビンズの『牧神の午後』。演出・…

長谷川六@ヒグマ春夫

長谷川六がヒグマ春夫の空間に存在するのを見た(10月9日 キッド・アイラック・アートホール5階ギャラリー)。「連鎖する日常あるいは非日常の21日間・展」の一環である。 開演30分前にすでに長谷川は、白い布でぐるぐる巻きにされて椅子に座っていた。道路…

「全国合同バレエの夕べ」樫野隆幸と小㞍健太

標記公演評をアップする。樫野のプロットレス・バレエと小㞍のコンテンポラリー・ダンスが素晴らしかったので。 樫野作品は初めて。優れた音楽性と明晰な空間感覚がピンポイントで合致した精緻な作品。作り込む思考の量が半端ではない(普通はここまで作り込…