2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Kバレエカンパニー『クレオパトラ』 2017

標記公演を見た(10月20日 東京文化会館大ホール)。演出・振付・台本は芸術監督の熊川哲也、音楽はカール・ニールセン、舞台美術デザインはダニエル・オストリング、衣裳デザインは前田文子、照明は足立恒という布陣。全幕物の新作は3年ぶりとなる。前作『…

牧阿佐美バレヱ団 『眠れる森の美女』 2017

標記公演を見た(10月8日 文京シビックホール)。82年初演のウエストモーランド版。英国ロイヤル・バレエの流れを汲み、儀式性、格調の高さ、マイムの優雅さを特徴とする。また、農民のワルツの新振付、間奏曲を使った目覚めのパ・ド・ドゥ、男女ソリストに…

バレエシャンブルウエスト『タチヤーナ』2017

標記公演を見た(10月7日 オリンパスホール八王子)。02年の初演以来、再演(含海外公演)を重ねる、重要なオリジナル・レパートリーである。原作はプーシキンの韻文小説『オネーギン』。今村博明・木村功による台本を基に、江藤勝己が選曲(編曲:福田一雄…

 9月に見た公演・美術展・トーク 2017

9月に見た公演等について、短くメモする。 ●東京バレエ団「20世紀の傑作バレエ」(9月9日 東京文化会館) プログラムはキリアンの『小さな死』(91年)、プティの『アルルの女』(74年)、ベジャールの『春の祭典』(59年)。前2作はバレエ団初演、さら…