2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』 2018

標記公演を見た(6月9日,16日昼夜,17日 新国立劇場オペラパレス)。ウエイン・イーグリング版『眠れる森の美女』は2014年、大原永子芸術監督就任シーズン開幕公演として初演された。翌15年には『NHKバレエの饗宴』で第三幕のみを上演、今回は17年に続く3度…

牧阿佐美バレヱ団『ライモンダ』 2018

標記公演を見た(6月10日 文京シビックホール)。牧阿佐美バレヱ団は79年にウェストモーランド版『ライモンダ』を初演、再演を重ねた後、08年に総監督の三谷恭三が改訂を施した。今回は10年ぶりの上演となる。歴史舞踊の導入に加え、一幕グランド・ワルツの…

能藤玲子@「モダンダンス 5月の祭典」 2018

現代舞踊協会主催「モダンダンス 5月の祭典」で能藤玲子作品を見た(5月22日 めぐろパーシモンホール)。能藤は1931年網走市生まれ。藤間流杵屋之冨、石井漠門下古谷睦子に師事した後、51年から59年まで邦正美に師事。同年札幌市に「能藤玲子創作舞踊研究所…

東京バレエ団『真夏の夜の夢』他 2018

標記公演を見た(4月28,29日 東京文化会館大ホール)。上野の森バレエホリディの中核公演で、アシュトン版『真夏の夜の夢』とバランシンの『セレナーデ』のダブル・ビル。さらに前座公演の形で、『真夏』のみがファミリー公演(半額以下、オケ付)として上演…

Kバレエカンパニー『白鳥の湖』&『コッペリア』 2018

標記公演を見た(3月24日昼、5月24日 オーチャードホール)。演出・再振付は共に芸術監督の熊川哲也。『白鳥の湖』は03年、『コッペリア』は04年の団初演で、後者は8年ぶりの上演となる。初演当初は熊川自身が主役を踊り、若々しいエネルギーとスピーディな…