2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
標記公演を見た(8月28日 彩の国さいたま芸術劇場小ホール)。一年前のワーク・イン・プログレスとは全く異なる感触の作品に仕上がっている。前回はリハーサル室、今回は小ホールという条件を差し引いても、その違いは大きい。 前回は瀬山が役者(平均年齢75…
標記公演を見た(8月27日夜 横浜氏大倉山記念館ホール)。黒沢を見るのは何年か振り。たぶん『roll』くらいまで見ている。今回見ようと思ったのは、4月にお父さんの輝夫氏がお亡くなりになり、5月の現舞公演でそのお父さんの映像を見たから。 中年女のような…
標記トライアウトを見た。ワーク・イン・プログレスのようなもの(8月16日 スタジオアーキタンツ)。 前半はライヒの曲で、ローザスでよく見た〝規則正しい偶然性〟の動き、中間はペルトで片脚立ち座禅を含む振付、後半はバッハでソロ、デュオ、トリオを取り…
先日帰省から戻る車中で読もうと、『週刊朝日』を買った。バラバラめくると「堀内元」の文字と写真が。一般誌で舞踊関係は珍しく、熊川でも外国人ダンサーでもなかったので、驚いた。そう言えば7月に買った時も、「平成夫婦善哉」シリーズに近藤良平・燈子…
標記公演評をアップする。 Kバレエカンパニーが創立15周年記念の一環として、熊川版『ロミオとジュリエット』全二幕(09年)を上演した。音楽はプロコフィエフである。熊川版の特徴は、やはり男性ダンサーの踊りが多いこと。ロミオ、マキューシオはもちろん…
標記公演評をアップする。 バレエシャンブルウエスト第72回定期公演は、シンフォニック・バレエ、コンテンポラリー・ダンス、物語バレエを組み合わせたトリプル・ビル。異なる3ジャンルを、団員達がいかに踊り分けるかに注目が集まる。 幕開けの『バレエイ…
標記公演評をアップする。 牧阿佐美バレヱ団がプリセツキー版『ドン・キホーテ』を上演した。バレエ団初演は89年、代々のプリマが踊り継ぐ、練り上げられたレパートリーである。古風な趣を湛えているのが、幕ごとのレヴェランス。幕前でマタドール達が並んで…