2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
標記公演を見た(3月17,18日 東京文化会館大ホール)。国内で『海賊』全幕をレパートリーに持つバレエ団は、Kバレエカンパニー(熊川哲也版)と谷桃子バレエ団(エルダー・アリエフ版)。熊川版は、コンラッドとメドーラの抒情的パ・ド・ドゥ、アリの犠牲を…
標記公演を見た(3月10日,11日昼夜 東京文化会館大ホール 都民芸術フェスティバル参加公演)。協会初の『ライモンダ』全幕公演。演出・振付は、元マリインスキー・バレエ団プリンシパルで、現在マリインスキー劇場プリモルスキー分館バレエ団首席バレエマス…
ライモンダ、ジャン・ド・ブリエンヌ、アブドゥルラクマンの初日は、下村由理恵、橋本直樹、三木雄馬、二日目マチネは米沢唯、芳賀望、郄比良洋、同ソワレは酒井はな、浅田良和、福岡雄大。各世代を代表するプリマに、献身的な騎士役、同等に魅力ある敵役と…
標記公演を見た(3月4日 東京文化会館大ホール 都民芸術フェスティバル参加公演)。バレエ団伝統の石田種生版に新たなフェイズが加わった。日本全幕初演版『白鳥の湖』(1946年)を彩った藤田嗣治の背景画である。舞台美術研究家の故・佐野勝也氏により発見…
2月に見た振付家等について短くコメントしたい。 ●ノイマイヤー @ ハンブルク・バレエ団 『椿姫』 「ジョン・ノイマイヤーの世界」 (2月4.7日 東京文化会館) 『椿姫』を見るといつも複雑な気分になる。マノンとデ・グリューの場面は必要だろうか。特に黒…
標記公演を見た(2月27日 オーチャードホール)。全て新作の創作集である。振付家は芸術監督の熊川哲也、ゲスト振付家の渡辺レイ、同じく山本康介、バレエ団プリンシパルの宮尾俊太郎。音楽は全曲19世紀に書かれたクラシックで、しかもオーケストラの生演…