2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
標記公演を見た(10月27日第二部 歌舞伎座)。都合で清元『三社祭』までを拝見。もちろん洋舞を見るように見たのだが、興味深かった演目は、清元『青海波』と荻江『松・竹・梅』。 前者は西川箕乃助振付。10人の女性が男役と女役(?)に分かれて踊る群舞作…
標記公演評をアップする。 日本バレエ協会関東支部埼玉ブロックが、28回目の「バレエファンタジー」を開催した。芸術監督は矢野美登里。矢野の作る空間の中で、若手育成と創作推進の目的は今回も果たされた。 ブロックのジュニア達が踊るオープニング作品は…
標記公演評をアップする。 都内有数のバレエ会場、ゆうぽうとホールが、15年9月一杯で閉館した。33年の長きにわたってホールに親しんできた牧阿佐美バレヱ団は、年末の『くるみ割り人形』を一足早めて、ホールに別れを告げた。バレヱ団の母体、橘秋子記念財…
標記公演評をアップする。 井上バレエ団恒例の夏公演は、プロコフィエフ音楽、関直人振付の『シンデレラ』全3幕。6年ぶりの上演である。美術・衣裳は、王宮を森の中に作ってしまう森の詩人ピーター・ファーマー。妖精の白い衣裳や、緑と紫を基調とする淑女…
標記公演評をアップする。 東京シティ・バレエ団恒例の夏公演は『ジゼル』全二幕。演出・振付は金井利久。今回はゲストバレエマスターに元シュツットガルト・バレエ団プリンシパルのローラン・フォーゲルを招いた。 金井版の特徴は、主役から脇役、端役まで…
標記公演を見た(10月9日 シアタートラム)。夜はロベール・ルパージュの『針とアヘン』を見て、その実存と結びついた精緻な演出に唯々圧倒されたが、心が喜んだのは川村作品。やらかした、という感じ。チラシには「ヒトは、どれくらい踊れるだろう?」とあ…
標記公演評が『ダンスワーク』71号に掲載されました。特集は「イメージと表象」(山崎広太の文章あり)と「舞踏舎天鷄」です。他に「室伏鴻追悼」(森下隆、渡辺貴美子)。 *入手方法は、郵便振替入金、書店からのご注文、メールによるご注文のいずれかです…
標記公演評が『ダンスワーク』71号に掲載されました。特集は「イメージと表象」(山崎広太の文章あり)と「舞踏舎天鷄」です。他に「室伏鴻追悼」(森下隆、渡辺貴美子)。 *入手方法は、郵便振替入金、書店からのご注文、メールによるご注文のいずれかです…
標記公演評をアップする。 文化庁及び公益社団法人日本バレエ協会主催「全国合同バレエの夕べ」が、二日にわたり開催された。「平成27年度文化庁次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」の一環である(協力・公益財団法人新国立劇場運営財団)。今回は岡本…
標記公演評をアップする。 フランス派スタイルを信奉する有馬龍子記念京都バレエ団が、久々の東京公演を行なった。プロコフィエフ音楽、ファブリス・ブルジョワ振付の『ロミオとジュリエット』全幕である。主要キャスト8人に、エトワールを含む現旧パリ・オ…