2019-10-10から1日間の記事一覧

Kバレエカンパニー『マダム・バタフライ』新制作 2019 ①

標記公演を見た(9月29日 Bunkamura オーチャードホール)。プロローグ付き全2幕5場。洋装と和装の女性が重なるように描かれた象徴的紗幕が、場面転換に使われる。演出・振付・台本は芸術監督の熊川哲也、原作 ジョン・ルーサー・ロング、音楽 ジャコモ・…

Kバレエカンパニー『マダム・バタフライ』新制作 2019 ②

標記公演三日目を見た。主要キャストはゴロー、花魁を除いて、ファーストキャストと同じである。 主役の蝶々夫人には、持てる才能を順調に開花させた矢内千夏。生来の慎ましさが役柄によく合い、日本的はかなさ、透明感に、清潔なきらめきを加えている。その…