2015-02-03から1日間の記事一覧

ボリショイ・バレエ2014

標記公演評をアップする。 ボリショイ・バレエが2年ぶりに来日、グリゴローヴィチ版『白鳥の湖』と『ラ・バヤデール』、ファジェーチェフ版『ドン・キホーテ』を上演した。どれも19世紀のプティパ作品だが、前2作はマイムから舞踊へのモダン化を特徴とし、…

「2014年12月の公演から」

標記公演評をアップする。 ●牧阿佐美バレヱ団 三谷恭三版『くるみ割り人形』。音楽と呼応したウォーカー美術とピヤント照明による繊細な場面転換が素晴らしい。主役の青山季可は本調子とは言えなかったが、全身で微笑むような佇まい。清瀧千晴は、鮮やかな跳…